ISO10605 Ed.3/6.4 Ground planeの項目で 【グラウンドプレーンにアルミニウムを使用する場合は、酸化によって良好なアース接続が妨げられないように注意してください】と記載あります。 試験時に使用するアルミニウム板はどのように管理すればよいですか?

ISO10605 Ed.3/6.4 Ground planeの項目で 【グラウンドプレーンにアルミニウムを使用する場合は、酸化によって良好なアース接続が妨げられないように注意してください】と記載あります。 試験時に使用するアルミニウム板はどのように管理すればよいですか?

弊社では知見はありませんが、ESDのような高周波のノイズはグラウンドプレーンや水平結合板の内部ではなく面電流のように流れることを想定できるため、
表面の錆がノイズの流れを妨げて試験結果に影響が出る可能性はあるかもしれません。
よって錆を除去するなどして、酸化は防いだ方が良いです。

なお、ISO10605Ed.3では、銅や真鍮についての言及は有りません。

    • Related Articles

    • 【オプション】絶縁サポート(03-00066A)はISO 10605 Ed.2に準拠していますか?

      ISO 10605 Ed.2に準拠しております。 ただしEd.3には非準拠となっており、Ed.3では絶縁ブロック(03-00054A)に置き換わっております。
    • ISO10605 ED.3にて絶縁サポート(03-00066A)を使用して問題ないでしょうか?

      絶縁サポートは、ISO10605 Ed.2における「絶縁支持体」にあたる製品となります。 ISO10605 Ed.3では、絶縁支持体についての記載が無くなり、全て「絶縁ブロック」に置き換わりました。 ※当社型番03-00054A そのため絶縁サポートは、ISO10605 Ed.2用のオプション品となります。
    • IEC 61000-4-3 Ed.4での気象条件はありますか?

      一般規格または製品規格に責任をもつ委員会が得に規定しない限り、気象条件はEUTおよび試験機器の操作に関する各製造業者の規定の限度内となっています。 ※IEC 61000-4-2では温度・湿度・気圧などが明確に定義されていますが、61000-4-4 Ed.3では上記のような記載となっています。
    • IEC 61000-4-4 Ed.3での気象条件について教えて下さい。

      一般規格または製品規格に責任をもつ委員会が得に規定しない限り、気象条件はEUTおよび試験機器の操作に関する各製造業者の規定の限度内となっています。 ※IEC 61000-4-2では温度・湿度・気圧などが明確に定義されていますが、61000-4-4 Ed.3では上記のような記載となっています。
    • ISO 10605_2008 Annex Fの結合板を使用する試験は、何を模擬していますか?

      ISO 10605_2008 Annex Fでは車内から操作される場合の静電気試験を想定しています。 想定される静電気の経路は、車内の搭乗者(放電ガン)→DUT→車のボディ→車内の搭乗者(放電ガンのリターン)という経路になります。 HCPは車のボディを想定しているため上記のループを作るために、放電ガンのリターンはHPC(水平結合板)へ接続します。

    注目の製品