ISO 10605_2008 Annex Fの結合板を使用する試験は、何を模擬していますか?
ISO 10605_2008 Annex Fの結合板を使用する試験は、何を模擬していますか?
ISO 10605_2008 Annex Fでは車内から操作される場合の静電気試験を想定しています。
想定される静電気の経路は、車内の搭乗者(放電ガン)→DUT→車のボディ→車内の搭乗者(放電ガンのリターン)という経路になります。
HCPは車のボディを想定しているため上記のループを作るために、放電ガンのリターンはHPC(水平結合板)へ接続します。
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【オプション】絶縁サポート(03-00066A)はISO 10605 Ed.2に準拠していますか?
ISO 10605 Ed.2に準拠しております。 ただしEd.3には非準拠となっており、Ed.3では絶縁ブロック(03-00054A)に置き換わっております。
ISO 11452-9:2021 6.2.4, A.5(2)においてVSWRを1.1未満に抑える要求があります。02-00154A(フレキシブルハンドル)、03-00126A(NKU2460G専用アンテナホルダAssy)はNKUアンテナと組合せた際にVSWR1.1未満に対応しているでしょうか?
現状、両モデルともVSWR1.1未満には対応していません。 これは同軸ケーブル単体で要求されるような厳しい値であり、両端に取付けられているコネクタによってVSWRは悪化します。
【試験器】ISO7630をISS7601で制御し、ISO 7637-3 CCC法の試験は可能ですか?
UA(バッテリー電圧)を0Vに設定し、US(試験電圧)を入力頂ければ可能です。 ただしスタンドアローンで制御する際と同じく、安全上DC出力のラインスイッチはOFFのまま試験スタートすることを推奨いたします。 (UAを0V設定していてもDUT電源をBP4610から供給していると誤差の範囲で数Vの電圧が出力されているためです。 誤差の電圧ではおそらく問題ないですが、例えば13.5Vくらいの電圧がCCC用のクランプにかかると、クランプもしくは50Ωの終端が燃える可能性がございます。)
ISO 10605のコンデンサと放電抵抗の組合せは、どのような事を想定していますか?
コンデンサと放電抵抗の組合せは、下記のような事を想定しています。 〇150pF-330Ω:自動車整備士の方などが、車外から金属工具で修理、部品交換する製品 〇150pF-2kΩ:人が、車外から指で直接触れそうな製品 〇330pF-330Ω:自動車整備士の方などが、車内シートに座った状態で金属工具で修理、部品交換する製品 〇330pF-2kΩ:人が、車内シートに座った状態で直接指で触れそうな製品
放電抵抗ケーブル「05-00054B」とグラウンドケーブル(ISO規格用)「05-00104A」の材質は何ですか?
ケーブル材質(被覆や抵抗以外)はスズメッキ軟銅線となっています。
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