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機器配置(試験環境)の違いよって、試験結果に差異が生じますか?
インパルスノイズ試験の機器配置(試験環境)はメーカー間で異なる事があった為、工業会ガイドラインではIEC 61000-4-4(ファスト・トランジェント/バースト試験)での機器配置例を参考に見直されました。電源ケーブル長やEUTを配置する高さなどの要因で、試験結果に差異が生じる事がありますので、機器配置の確認・見直しが必要な場合があります。
規格の推移について教えて下さい。
IEC 61000-4-4規格は、当初IEC TC65(工業プロセス制御)でIEC 801-4として1988年に初版が発行されました。これを全電子機器に適応する目的で1995年1月のIEC 1000-4-4が発行され、1997年1月からISOとIECがで番号が重ならないように60000を加算してIEC 61000-4-4と呼称することとなりました。
【試験器】静電気試験器の概略仕様(特徴)について教えて下さい。
IEC 61000-4-2 / ISO 10605規格に準拠した最大出力30kVの放電ガン方式の静電気試験器です。
【試験器】ファスト・トランジェント/バースト試験器の概略仕様(特徴)について教えて下さい。
IEC 61000-4-4規格に準拠し、電源線や信号線にバーストノイズを出力することができます。規格ではコモンモード印加(試験)の規定となっておりますが、弊社ではカップリングバラン(オプション品)を使うことによりノーマルモード印加(試験)も行えます。
【試験器】インパルスノイズ試験器の概略仕様(特徴)について教えて下さい。
50Ω終端時に最大電圧2kVまたは4kVでかつ、3ns以下の立上がり時間の速い方形波インパルスノイズを出力することができます。パルス幅は50nsから1000nsまで、パルス繰返し周期はACライン(50Hz/60Hz)同期もしくはVariable設定(1ms~999ms)が可能で、コモンモード試験/ノーマルモード試験にも対応します。