機器配置(試験環境)について教えて下さい。
機器配置(試験環境)について教えて下さい。
電源線に対する試験では試験配置については特に規定されていませんが、CDN出力からEUTまでのケーブル長は2m以内とし、EUTや補助機器の電源は絶縁トランスを介して供給します。
電源線以外の試験は非シールド線(不平衡線、平衡線(屋内)、平衡線(屋外))、シールド線に分類され、非シールド線においてはそれぞれの要求に対して、専用のCDNを用いて試験を行います。
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機器配置(試験環境)について教えて下さい。
電源線に対する試験環境はグラウンドプレーン上に高さ0.1mの絶縁支持台を配置し、その上に供試品(EUT)を置きます。電源線の長さは0.5m、床置き機器の場合は1mとします。
機器配置(試験環境)の違いよって、試験結果に差異が生じますか?
インパルスノイズ試験の機器配置(試験環境)はメーカー間で異なる事があった為、工業会ガイドラインではIEC 61000-4-4(ファスト・トランジェント/バースト試験)での機器配置例を参考に見直されました。電源ケーブル長やEUTを配置する高さなどの要因で、試験結果に差異が生じる事がありますので、機器配置の確認・見直しが必要な場合があります。
規格の推移について教えて下さい。
IEC 61000-4-4規格は、当初IEC TC65(工業プロセス制御)でIEC 801-4として1988年に初版が発行されました。これを全電子機器に適応する目的で1995年1月のIEC 1000-4-4が発行され、1997年1月からISOとIECがで番号が重ならないように60000を加算してIEC 61000-4-4と呼称することとなりました。
【試験器】静電気試験器の概略仕様(特徴)について教えて下さい。
IEC 61000-4-2 / ISO 10605規格に準拠した最大出力30kVの放電ガン方式の静電気試験器です。
IEC 61000-4-4 Ed.3での気象条件について教えて下さい。
一般規格または製品規格に責任をもつ委員会が得に規定しない限り、気象条件はEUTおよび試験機器の操作に関する各製造業者の規定の限度内となっています。 ※IEC 61000-4-2では温度・湿度・気圧などが明確に定義されていますが、61000-4-4 Ed.3では上記のような記載となっています。
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