機器配置(試験環境)の違いよって、試験結果に差異が生じますか?
機器配置(試験環境)の違いよって、試験結果に差異が生じますか?
インパルスノイズ試験の機器配置(試験環境)はメーカー間で異なる事があった為、工業会ガイドラインではIEC 61000-4-4(ファスト・トランジェント/バースト試験)での機器配置例を参考に見直されました。電源ケーブル長やEUTを配置する高さなどの要因で、試験結果に差異が生じる事がありますので、機器配置の確認・見直しが必要な場合があります。
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機器配置(試験環境)について教えて下さい。
電源線に対する試験環境はグラウンドプレーン上に高さ0.1mの絶縁支持台を配置し、その上に供試品(EUT)を置きます。電源線の長さは0.5m、床置き機器の場合は1mとします。
機器配置(試験環境)について教えて下さい。
電源線に対する試験では試験配置については特に規定されていませんが、CDN出力からEUTまでのケーブル長は2m以内とし、EUTや補助機器の電源は絶縁トランスを介して供給します。 電源線以外の試験は非シールド線(不平衡線、平衡線(屋内)、平衡線(屋外))、シールド線に分類され、非シールド線においてはそれぞれの要求に対して、専用のCDNを用いて試験を行います。
試験環境の条件はどのように設定されますか?
試験環境の条件は、試験結果に影響を与えないように厳密に設定されます。具体的には以下の通りです。 周囲温度: 15℃~35℃ 相対湿度: 30%~60% 気圧: 86kPa (860mbar)~106kPa (1060mbar) 電磁環境: 試験結果に影響を与えないレベル
【オプション】 ESS-801試験環境にIEC規格準拠証明書がついていますか?
証明書はないですが、取扱説明書に「IEC61000-4-2規格準拠」の記載があります。
試験テーブルに置けない大型機器のEUTに対しての機器配置はどのように行えば良いですか?
グランドプレーン上に絶縁支持台(高さ0.1m)を置き、その上にEUTを配置して試験を行います。
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