ISO 10605のコンデンサと放電抵抗の組合せは、どのような事を想定していますか?
ISO 10605のコンデンサと放電抵抗の組合せは、どのような事を想定していますか?
コンデンサと放電抵抗の組合せは、下記のような事を想定しています。
〇150pF-330Ω:自動車整備士の方などが、車外から金属工具で修理、部品交換する製品
〇150pF-2kΩ:人が、車外から指で直接触れそうな製品
〇330pF-330Ω:自動車整備士の方などが、車内シートに座った状態で金属工具で修理、部品交換する製品
〇330pF-2kΩ:人が、車内シートに座った状態で直接指で触れそうな製品
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帯電人体による電子機器へのESD現象を想定しています。 150pF:人体と床との静電容量 330Ω:人体が金属物を持って接触
ISO 10605_2008 Annex Fの結合板を使用する試験は、何を模擬していますか?
ISO 10605_2008 Annex Fでは車内から操作される場合の静電気試験を想定しています。 想定される静電気の経路は、車内の搭乗者(放電ガン)→DUT→車のボディ→車内の搭乗者(放電ガンのリターン)という経路になります。 HCPは車のボディを想定しているため上記のループを作るために、放電ガンのリターンはHPC(水平結合板)へ接続します。
【試験器】ISO7630をISS7601で制御し、ISO 7637-3 CCC法の試験は可能ですか?
UA(バッテリー電圧)を0Vに設定し、US(試験電圧)を入力頂ければ可能です。 ただしスタンドアローンで制御する際と同じく、安全上DC出力のラインスイッチはOFFのまま試験スタートすることを推奨いたします。 (UAを0V設定していてもDUT電源をBP4610から供給していると誤差の範囲で数Vの電圧が出力されているためです。 誤差の電圧ではおそらく問題ないですが、例えば13.5Vくらいの電圧がCCC用のクランプにかかると、クランプもしくは50Ωの終端が燃える可能性がございます。)
放電抵抗ケーブル「05-00054B」とグラウンドケーブル(ISO規格用)「05-00104A」の材質は何ですか?
ケーブル材質(被覆や抵抗以外)はスズメッキ軟銅線となっています。
【オプション】放電ガン「GT-30Rシリーズ」のケーブルとリターンケーブルを延長する方法はありますか?
放電ガンとの接続ケーブル(グレーのケーブル)は延長ケーブル「05-00047B」をご使用いただけます。 また、リターンケーブルは、3mに延長する特注対応が可能です。その際、ご所有の放電ガンは当社へ返送が必要です。 お客さまで一本の長いケーブルではなくても良い場合、お客さま側でリターンケーブルの延長ケーブルを用意していただいてもかまいません。 いずれにしてもIEC 61000-4-2やISO 10605への準拠外、波形保証対象外になること、ご了承ください。
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