INS-S420では、EUTライン入力端子が L, N,PE の3つですが、 3相200Vラインへの印加を3相ラインのうち一本を外回しにするなどで 重畳ユニットを使用せずに試験可能でしょうか?
INS-S420では、EUTライン入力端子が L, N,PE の3つですが、 3相200Vラインへの印加を3相ラインのうち一本を外回しにするなどで 重畳ユニットを使用せずに試験可能でしょうか?
三相ラインの内一本を外回しにし、上記の入力する相間の電圧がAC240V以下であれば、INSーS420が故障することはございません。
ただし、三相の内、外に一本回す場合と三相用の重畳ユニットを使用した場合で、
試験結果に影響する可能性はございますので試験の実施はお客さまの責任で実施してください。
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雷サージ試験器LSS-F03とインパルスノイズ試験器INS-AX2-450を使用しています。 注入&リターン相は変えずに印加極性を+/-で切り替えた場合と、印加極性は変えずに注入&リターン相をL1/L2で切り替えた場合では、どちらも供試品にかかるノイズ波形は同じになるのでしょうか? その場合、印加極性と注入・リターン相どちらを可変させて試験を行った方が良いのでしょぅか?
供試品にかかるノイズ波形は、雷サージ、インパルス試験ともに同じになると考えられます。 ただし、理想的には同じ波形ですが、インパルス試験は高周波成分が多いためEUTやセッティングによってノイズの回り方が異なることがあります。 そのためL-N(N基準)"+”とN-L(L基準)"⁻-"で試験結果が異なる場合がある為、両極性、逆接続含む4パターン実施を推奨します。 雷サージは、ほとんど高周波成分を含まない為、極性切り替えのみで良いかと思います。
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