IEC 61000-4-4 Ed3.0CDN出力部の波形規定が立上り5.5ns、半値幅45ns(※Ed2は立上り5ns、半値幅50ns)となった理由について教えてください。
IEC 61000-4-4 Ed3.0CDN出力部の波形規定が立上り5.5ns、半値幅45ns(※Ed2は立上り5ns、半値幅50ns)となった理由について教えてください。
発生部からCDN部の配線長(インダクタンス)を考慮し、波形規定が変更されました。
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IEC 61000-4-4 Ed2 Amd1対応のFNS-AX3試験器のCDN仕様は立上り5ns±30%、パルス幅50ns±30%、Ed3対応のFNS-AX4試験器のCDN仕様は、立上り5.5±1.5ns、パルス幅45±15nsという表記になっています。立上り時間、パルス幅が変わったことで、両試験器の出力波形も変わったのでしょうか?
それぞれの試験器は製造当時の規格書に基づく表記をしていますが、CDNの設計はほとんど変わりません。 よって個体差はあるものの波形としては大きな違いはありません。 ・FNS-AX3-A16B:IEC61000-4-4 Ed2、Amd1(CDN仕様:立上り時間5ns±30%、パルス幅50ns±30%) ・FNS-AX4-A20:IEC61000-4-4 Ed3(CDN仕様:立上り時間5.5±1.5ns、パルス幅45±15ns)
IEC 61000-4-4 Ed.3での気象条件について教えて下さい。
一般規格または製品規格に責任をもつ委員会が得に規定しない限り、気象条件はEUTおよび試験機器の操作に関する各製造業者の規定の限度内となっています。 ※IEC 61000-4-2では温度・湿度・気圧などが明確に定義されていますが、61000-4-4 Ed.3では上記のような記載となっています。
IEC 61000-4-2 Ed.2で気中放電試験を実施する時の試験電圧について教えてください。
気中放電試験の場合は、指定された試験レベルとその下位の全てのレベルを実施すると規格書に書かれています。理由は、低いレベル(例えば2kV)と高いレベル(例えば8kV)で、気中放電の放電する先が変化することによります。低い電圧では、直近の導体に放電しますが、高い電圧では、より遠くてもインピーダンスが低い導体に放電場所が変化するためです。
ISO10605 ED.3にて絶縁サポート(03-00066A)を使用して問題ないでしょうか?
絶縁サポートは、ISO10605 Ed.2における「絶縁支持体」にあたる製品となります。 ISO10605 Ed.3では、絶縁支持体についての記載が無くなり、全て「絶縁ブロック」に置き換わりました。 ※当社型番03-00054A そのため絶縁サポートは、ISO10605 Ed.2用のオプション品となります。
IEC 61000-4-3とは何ですか?
IEC 61000-4-3 は放送や無線通信などで用いられるような無線周波電磁界に対するイミュニティの評価のための試験法を定めた規格です。
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