EUTと試験器との距離が、卓上機器(0.5m)と床置き機器(1.0m)、それぞれどのような理由で距離の規定が違うのでしょうか?
EUTと試験器との距離が、卓上機器(0.5m)と床置き機器(1.0m)、それぞれどのような理由で距離の規定が違うのでしょうか?
EUT機器の大きさから長さが違うのだと推測します。
卓上機器よりも床置きの機器の方が大きいと思いますので、床置き機器の方がケーブル長が長くなっているのだと考えられます。
Related Articles
IEC61000-4-2の卓上機器向けの試験でDC駆動のEUTに試験する場合、ACアダプタやバッテリーは卓上、グランドプレーンのどちらに配置したほうが良いですか?
IEC61000-4-2の規格上はどちらに配置するか指定は有りません。 卓上に配置するとバッテリーも含めて試験対象と見なされるので、グランドプレーンに配置することが好ましいと考えます。 DC駆動のEUTなので、除電は欠かさず実施した上で試験してください。
EPS-02Ev3ソフトウェアで測定データの表示単位を[A/m]に出来ませんか?
EPS-02Ev3ソフトウェアで測定データの表示単位を[A/m]に切り替える設定はございません。 EPS-02Ev3はEUTの近傍で測定を行います。近傍領域では距離によって電界と磁界の比率が大きく変化することから、 アンテナファクターを使用して磁界強度(A/m)として表すことはできません。
TEMホーンアンテナTHA-38060G/380M70Gの電界均一性の測定は何V/mで行っているのでしょうか?
電界均一特性は相対値データですので、特に『〇V/mで取得』ということはしておりません。 信号発生器レベルの出力で、小型の電界センサを使って空間上の電界を取得し、最大値を0とし、減衰を対数で表示しております。
EUTに床置き型・卓上型の明確な区分がない場合、どのような考えで試験機器配置を考えれば良いです?
EUTに床置き型・卓上型の明確な区分がない場合、実使用における設置条件(GNDに対するインピーダンス等)を考慮して判断することが多いです。 様々なパターンが想定される場合は両方の試験を実施します。 (具体例) 金属構造物上(例:分電盤):低インピーダンス⇒床置き機器 絶縁物上(例:火災報知器、室内蛍光灯):ハイインピーダンス⇒卓上機器
試験器のセットアップはどのように行われますか?
試験器のセットアップは、試験対象の配置や接続方法を含めて詳細に規定されています。以下は一般的なセットアップの例です。 卓上機器: グラウンドプレーンの上に高さ0.8mの木製机を置き、その上に水平結合板(1.6m×0.8m)をのせます。水平結合板は470kΩの抵抗2ヶでグラウンドプレーンに接続します。 床置き機器: グラウンドプレーンの上に高さ0.1mの絶縁支持台を置き、その上に供試品を乗せます。垂直結合板も470kΩの抵抗2個でグラウンドプレーンに接続します。
注目の製品