DC24VやAC100Vが出力されている端子に印加しても問題ないでしょうか?
DC24VやAC100Vが出力されている端子に印加しても問題ないでしょうか?
問題ありません。放電ガンのグラウンドケーブルはEUTに接続せず、通常通りグラウンドプレーンに接続してください。EUTに接続すると短絡や、静電気試験器の電源が故障したりする可能性があります。
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DCラインへ雷サージを印加したいのですが、絶縁トランスは必要ですか?
基本的には必要ありません。 DC重畳部にもデカップリング回路がある為1次側は保護されておりますが、最大試験電圧15kVノーマルモード印加でもライン対地間電圧約200Vほどが1次側にかかります。 24V系のDC電源では約10倍の大きな電圧が出力ポートにかかりますので、DC電源の仕様に応じてSPDや避雷素子を入れるなど対策してください。
EUTがDC電源駆動でAEからの入力にサージを重畳させる際に補助装置をバックサージから保護する為の方法について教えて下さい。
バックサージによる補助装置の保護として絶縁トランスを補助装置-雷サージ試験器間に入れます。 但し、EUT側のDC電源には絶縁トランスは入れないで下さい。 ※バリスタやアレスタを入れることはOKです。その場合、試験レポートには明記する必要があります。
IEC61000-4-2の卓上機器向けの試験でDC駆動のEUTに試験する場合、ACアダプタやバッテリーは卓上、グランドプレーンのどちらに配置したほうが良いですか?
IEC61000-4-2の規格上はどちらに配置するか指定は有りません。 卓上に配置するとバッテリーも含めて試験対象と見なされるので、グランドプレーンに配置することが好ましいと考えます。 DC駆動のEUTなので、除電は欠かさず実施した上で試験してください。
DC駆動のEUTでは、PEに印加する事はありますか?
ノイズはインピーダンスが低い⽅に逃げますので、周囲環境や他の配線⻑などによってはアース線からノイズが回り込む可能性はあります。 ただし、実環境で回り込むノイズ成分がファストトランジェント/バースト試験器で発⽣させるノイズ成分と同⼀かどうかは保証できません。
EUTがDCバッテリーで、印加する側に電圧を持っていますが、ファスト・トランジェント/バースト試験はどのように試験すればよいでしょうか?
弊社のファストトランジェント/バースト試験器はバッテリーからの電流がカップリングコンデンサを通して発生部にほとんど流れない為、そのまま接続して問題ありません。
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