DCラインへ雷サージを印加したいのですが、絶縁トランスは必要ですか?
基本的には必要ありません。
DC重畳部にもデカップリング回路がある為1次側は保護されておりますが、最大試験電圧15kVノーマルモード印加でもライン対地間電圧約200Vほどが1次側にかかります。
24V系のDC電源では約10倍の大きな電圧が出力ポートにかかりますので、DC電源の仕様に応じてSPDや避雷素子を入れるなど対策してください。
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雷サージ試験で絶縁トランスは必要ですか?
試験器にEUT用AC電源を接続する場合は必要となります。 直接、試験器にAC電源を供給すると、試験器内部の漏洩電流の影響により、供給電源に設置されている漏電遮断機が作動する可能があるため、 絶縁トランスを試験器のACライン入力部とACライン電源の間に接続して下さい。
インパルスノイズ試験で絶縁トランスは必要ですか?
試験器にEUT用AC電源を接続する場合は必要となります。絶縁トランス(ノイズ・キャンセラ・トランス)はACラインへ印加する時の感電及びACライン漏電遮断機動作を防止するために必要不可欠です。
ファスト・トランジェント/バースト試験で絶縁トランスは必要ですか?
試験器にEUT用AC電源を接続する場合、インパルスノイズ試験では絶縁トランスが必要となりますが、ファスト・トランジェント/バースト試験では必要ありません。