雷サージ試験器LSS-F03とインパルスノイズ試験器INS-AX2-450を使用しています。 注入&リターン相は変えずに印加極性を+/-で切り替えた場合と、印加極性は変えずに注入&リターン相をL1/L2で切り替えた場合では、どちらも供試品にかかるノイズ波形は同じになるのでしょうか? その場合、印加極性と注入・リターン相どちらを可変させて試験を行った方が良いのでしょぅか?
供試品にかかるノイズ波形は、雷サージ、インパルス試験ともに同じになると考えられます。
ただし、理想的には同じ波形ですが、インパルス試験は高周波成分が多いためEUTやセッティングによってノイズの回り方が異なることがあります。
そのためL-N(N基準)"+”とN-L(L基準)"⁻-"で試験結果が異なる場合がある為、両極性、逆接続含む4パターン実施を推奨します。
雷サージは、ほとんど高周波成分を含まない為、極性切り替えのみで良いかと思います。