【試験器】JASOD001-94/過渡電圧試験A-E種発生回路定数「抵抗R1」には、 充電用電源容量により決定と記載されているが、試験内部でどのような設定を行ってますか?
試験器(内部)の電源容量と電源コンデンサの組み合わせで最適値を内蔵しています。(尚、各波形で抵抗値は違う/試験出力波形には影響がありません)
※当社試験器(JSSシリーズ)では以下抵抗で設定しております。
A-1 10Ω A-2 100Ω B-1 10Ω B-2 100Ω D-1 10Ω D-2 10Ω E 200Ω
補足:R1の充電抵抗は、コンデンサに充電する時間を決定するもので、抵抗値が低い方が、早く充電できますが、大きな容量の電源が必要になります。
コンデンサは、波形により決定されますので、印加間隔を満たす条件で決定します。
電源容量が十分あったと仮定して、充電時間に必要な時間はおよそ、
コンデンサの静電容量(F) × 充電抵抗R1(Ω)× 10 単位(秒)となります。