【オプション品】LSS-INJ6401SIGについて ・コンデンサ結合 ・ガスアレスタ結合 ・ガスアレスタ+コンデンサ結合 の3種あるが、 それぞれ選択する基準について教えてください。
・コンデンサ結合
IEC 61000-4-5 Ed.3準拠。スイッチ素子ではないので波形の立ち上がりがきれいに出ます。
ただし、大容量Cになるためインピーダンスが極端に落ち、AE-EUT間通信が成り立たない可能性が高く、波形に影響する場合があります。
・ガスアレスタ結合
IEC 610004-5 Ed.3準拠。スイッチ素子ですので、立ち上がりにノイズが乗ります。結合の容量が小さい(約15pF)ので通信線への影響が小さいです。
ONになればコンデンサ結合と比べて波形への影響が小さいです。
・ガスアレスタ+コンデンサ結合
IEC 61000-4-5規格外。Ed.2からの名残、現行規格では使用しません。
しかし、過去にこの結合方法で試験しているお客様の場合、使用する場合もございます。