インパルスノイズ試験での試験モード(コモンモード/ノーマルモード)とは何ですか?
インパルスノイズ試験での試験モード(コモンモード/ノーマルモード)とは何ですか?
コモンモード試験はグラウンドを基準とした電源ライン―グラウンド間の試験(例えばグラウンドを基準のL相に印加)で、ノーマルモード試験は電源ライン間の試験(例えばN相を基準としL相に印加)となります。製品仕様や設置環境によってノイズの伝わり方が異なるので両方のモードで試験をすることを推奨します。
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ファスト・トランジェント/バースト試験での印加モードは、コモンモード/ノーマルモードのどちらですか?
ファスト・トランジェント/バースト試験での印加モードはコモンモードとなりますが、FNS-AX4では専用のノーマルモードカップリングバラン(オプション)を用いて、ノーマルモード試験が行えます。
ファスト・トランジェント/バースト試験での印加モードは、コモンモード印加/ノーマルモード印加のどちらですか?
ファスト・トランジェント/バースト試験はコモンモード印加(試験)となります。 弊社のファストトランジェント/バースト試験器(FNS-AX4でシリーズ)では、 オプションのノーマルモードカップリングバラン(15-00013A)を用いて、ノーマルモード試験が行えるようになりました。
コモンモード試験の時、インパルスノイズ試験器のSG端子と建屋側のアースをグラウンドプレーンに接続しますが、インパルスノイズが建屋側へ回り込むことはありますか?
コモンモード試験でのインパルスノイズ試験器からの出力は、 試験器⇒EUT⇒グラウンドプレーン⇒試験器(SG端子)という経路の閉ループとなるため、 基本的に建屋側を経由することはありません。 建屋側への接続は、あくまでも保護接地が目的となります。
「方形波インパルスノイズ試験法ガイドブック」の「3.1.2電源ポートへの試験方法(コモンモード)」の中で、「AC電源の場合は、L、NおよびPEと基準グラウンド面間(3種類の試験)に対し、各正極性と負極性のインパルスノイズを印加します。」と記載がありますが、PE端子に対する試験基準は「3.4試験レベル」からすると電源線基準、接地線基準のどちらとするのが正しい解釈でしょうか?
基準は接地線基準になります。 当社発行のガイドブックが参照しているJEM-TR177の規格書には、下記の記載がございます。 ”6.2.3 接地線ノイズ試験 通常は電源ノイズ試験における保護接地に対するコモンモード試験がこれに当たる。" 上記の保護接地は電源線の中の保護接地を指しますのでPEのことになります。
IEC 61000-4-3とは何ですか?
IEC 61000-4-3 は放送や無線通信などで用いられるような無線周波電磁界に対するイミュニティの評価のための試験法を定めた規格です。
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